乳房予防切除 [朝日新聞]
朝日新聞
2013/05/20
乳房予防切除
・国内では毎年約6万人が乳がんになり、5~10%が「BRCA1、2」などの遺伝子に変異がある遺伝性の乳がん
・切除のメリットは、乳がんの発生リスクを大きく減らせる点。いつがんができるかわからないという不安も和らぐ
・費用は自己負担 遺伝子検査約20万~25万円 切除約100万円 乳房再建 100万~150万円
・乳がんは早期発見がしやすいため、切除せずに、こまめに検診を受けるという選択肢も
・遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)
乳房予防切除、国内でも 都内2病院準備 遺伝性乳がん
乳房予防切除
・国内では毎年約6万人が乳がんになり、5~10%が「BRCA1、2」などの遺伝子に変異がある遺伝性の乳がん
・切除のメリットは、乳がんの発生リスクを大きく減らせる点。いつがんができるかわからないという不安も和らぐ
・費用は自己負担 遺伝子検査約20万~25万円 切除約100万円 乳房再建 100万~150万円
・乳がんは早期発見がしやすいため、切除せずに、こまめに検診を受けるという選択肢も
・遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)
乳房予防切除、国内でも 都内2病院準備 遺伝性乳がん
【医療担当=大岩ゆり】健康な人が乳がんを防ぐために乳房を事前に切除する手術が国内でも始まる。体験を公表した女優のアンジェリーナ・ジョリーさんのように、特定の遺伝子に変異があり、遺伝性の乳がんのリスクが高い人が対象だ。がん研有明病院(東京)のチームは6月にも、病院の倫理委員会に臨床研究として申請する。聖路加国際病院(同)も実施態勢を整えた。
国内では毎年約6万人が乳がんになり、5~10%が「BRCA1、2」などの遺伝子に変異がある遺伝性の乳がんだ。変異がある人がみな、がんになるわけではないが、がんの不安や恐怖に悩む女性の選択肢が増えることになる。
がん研有明病院の臨床研究では、遺伝子に変異がある希望者に、がん発生前に乳房切除の手術をする。片方に乳がんが見つかった人が反対側を予防切除するのも対象。本人が遺伝カウンセリングを受け、希望すれば遺伝子検査を受ける。変異が見つかれば、切除の利益と不利益を十分に理解した上で切除するか判断することを条件とする。手術では、がんが発生する乳房内の乳腺部分を取り除く。
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ビッグデータ不正利用、監視へ 17年にも第三者機関設置
総務省は、インターネットの利用などで蓄積された情報「ビッグデータ」を企業などが使う際、個人情報が保護されているかどうかを監視する第三者機関を2017年にもつくる方針を固めた。
◆参考
新聞1面トップ 2013年5月20日【解説】実益への評価、理念への評価:LGMI
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